執筆:小林明人

やはりリアルは説得力があります

コロナ禍以前より、買い物はネットが中心という方も多くなってきた現代。一方で、現物を見ないと納得できないという方もまだまだ多くいらっしゃると思います。

今回は、これにまつわる、あるできごとをご紹介します。

◇HP作成業務の延長として

弊社では2年ほど前からHP作成業務を行っており、その流れから、「婦人服のネット販売を始めたい」というご相談をいただきました。いわゆるECサイトです。

弊社では扱ったことがありませんでしたが、業務拡大に繋がる可能性もあるため、ショッピングサイトの立ち上げと保守業務(サイトの改善、最適化)、さらに商品データの差し替え業務を承ることになりました。

◇新しい分野での模索

このお取引先様、本業は衣料品と全く関係なく、新しい収益の柱としてこの事業の立ちあげを決意されました。

私どももECサイトのお取扱いは初めてでしたので、お互いに手探りでのスタート。

おしゃれなブティックを連想させるサイトを作成し、公開。注文を待ちました。

◇しかし

残念ながら売れません。

お取引先様との話題は、「どうやったら売れるか」「どうすればお客様に見ていただけるか」。

その結果、”webサイトで売上を立てる”という課題に向き合うことになりました。

◇ネットショップ運営で必要なこと

それは、サイトを見てもらうこと。

私どもも研究し、有名販売サイトとの連携やネット広告、SNS広告等が良さそうとご提案しました。また弊社の得意とする新聞折込広告も考えましたが、どれも限られた予算内では実現が難しいとのことで断念。

無料で行うSNS投稿や、こちらの会社様で発行されているフリーペーパーで広告を出してPRを続けました。

◇広告の効果

このフリーペーパーは月1回の発行。ECサイトではサイトを訪れた人数などをカウントできる仕組みになっているのですが、この発行日には毎月閲覧数がぐんと伸びることをデータで確認することができました。

しかし、購入には至らず。

「商品力」「価格」どちらも市場と比べて劣っているとは思えず、頭を抱えました。

そして一年ほどでネットショップを閉鎖することに。残念。

◇仕入れた商品の行方

ネットショップのクローズ後、お取引先に残ったのは、仕入れた商品。

お知り合いのスポーツクラブの店頭をお借りして販売されることになりました。

そして先日、嬉しい悲鳴が。

なんと、あっという間に完売し、追加注文が入ったそうです。

現物に勝る説得力はない。このことをあらためて実感した次第です。

◇反省点

サイトの立ち上げ当初、商品を実際に仕入れ、写真撮影を行う予定でいたのですが、いざ作業に取り掛かるとこの作業が膨大であることが判明。予算内では不可能とのことで、仕入れ先から入手した写真と説明文の掲載に止まっていました。

店頭販売での結果から、良い商品が選定されていたことがわかります。サイトでしっかり商品説明が行えていたら、違う結果になっていたのではと思われてなりません。

この点について繰り返しアドバイスするべきだった、というのが大きな反省点です

【本日のオススメ】

少ない予算では、広告費、人件費などコストダウンは仕方ありません。しかし、やはり抑えるべきポイントは費用がかかっても遂行する、もし行えないのであればネット販売はせず店頭販売が良いでしょう。

肌ざわり、匂いなどは、文章をどれだけ駆使しても商品を直接手に取ってもらうことに及びません。どんな写真や説明文でも100%伝えることは困難でしょう。

ただし、大きく利益を生むのは、やはり多くの人にアクセス可能なネットの世界です。

その際に大切な点は、サイトの露出を増やしアクセス数を増やすこと、そして商品説明を充実させること。そのための予算の確保は必須でしょう。予算と時間をかけて向き合えば成功の可能性は十分にあります。

ECサイト運営を主力にされている会社様なら当たり前のことばかりなのですが、この度のサイト作成・保守業務の中で実感したことについて述べてみました。皆様のお役に立てれば幸いです。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。


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