執筆:小林明人

私自身が体感しました

熱中症という言葉が一般的になってから20年くらいでしょうか。

今回は「熱中症」が、まだまだ一般的ではなかった頃の私の実体験をお話しします。

実践している対策も詳しくお伝えしますので、最後までお読みいただけますと幸いです。

 

◇真夏の大掃除

2007年の8月、夏休みに実家の大掃除をしました。私や妹がかつて使っていた部屋の片付けと、その数年前に他界した祖母の部屋の遺品整理など。全て終えるのに一週間を費やしました。

当時、実家は父と母の二人暮らしでしたので、ほとんど2階に上がることはなく、埃だらけ。仕方なく炎天下に窓を全開にしてエアコンも付けず作業を進行しました。

家内にも手伝ってもらいましたが、いかんせん我が子二人はまだ幼児でしたので目が離せず、多くは私がやらざるを得ませんでした。

◇大掃除終了、その夜

一週間に及ぶ作業が終わった日の夜、私は突然の高熱と倦怠感、そして真夏というのにひどい寒気に襲われました。病院にも行きましたが、“過労かな”のひと言で、解熱剤をもらっただけ。二日ほどで回復しましたが、しばらくの間“原因不明の病”だと思っていました。

それから数年後、“熱中症”に対する注意喚起が広く行われるようになり、「そうか、あれは熱中症だったのか」と納得した次第です。

◇アイスコーヒーとビール

ふり返ると、どうやら水分摂取の方法に問題があったようです。
コーヒー好きの私は、その数日間ひたすら水分補給としてアイスコーヒーばかり飲み続けていました。そして夜はビール。
今考えるとまったくダメですね。どちらも強い利尿作用があります。
摂取した以上に水分が排出されていたのでしょう。

◇正しい水分補給は

さて、真夏の水分補給の考え方も時代とともに変化してきたのは皆様もよくご存じだと思います。

昭和の運動部は“だらけるから水を飲むな”でしたし、10数年前までは“水分は取った方が良いが常温が良い”などと、誤った判断だったように思います。

そして今、“冷たい”スポーツドリンクや経口補水液が推奨されています。

※詳しくは以下のページをご参照ください。

深部体温と熱中症 | 熱中症ゼロへ - 日本気象協会推進

「熱中症ゼロヘ」では、熱中症の症状や対策・予防法等の基礎知識から専門家のアドバイスまで、様々なお役立ち情報を発信中です。また、予防に役立つアイテムなどを通じて…

◇熱中症対策、私の場合

ここ最近、私が取り入れているのは、凍ったペットボトルのスポーツドリンクと、冷えた水です。

柔道を指導する際に、はじめは水をこまめに飲み、その後少しずつ溶けたスポーツドリンクを、稽古が終わるころにはそこに水をいれて飲む、というようにしています。そうすることで、最後まで冷えた水分を取ることができます。

実はスポーツドリンクはあまり好きではなく、以前は水だけを飲んでいました。スポーツ飲料を取るようになって、疲労感の違いを実感しています。

◇本日のオススメ

熱中症対策には、排出した量と同量以上の水分摂取が必要です。そして体を冷やし、吸収されやすいものを飲むことが重要です。

500ml汗をかいて500mlを一度に飲んでも体に吸収されるには時間が掛かりますので、私の感覚としては50mlの発汗で50mlの給水くらいがベストなような気がします。

この夏、皆様におかれましても熱中症に十分お気をつけください。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。


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