執筆:小林明人

信用しすぎてはいけませんが、頼りになる“相棒”です

こんにちは。いつも弊社メールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、AIの活用についてお届けします。

◇あるセミナーで聞いたお話

先日参加したセミナーで、「中小零細企業ほどAIを積極的に使うべき」というお話をうかがいました。
それは、「中小零細企業では、人手不足や賃金上昇の難しさにより、単純業務はAIに置き換えていかないと生き残れない」という指摘でした。例えば、問い合わせ対応。最終的には人による対応が必要でも、一次回答や簡易的な問い合わせならAIに任せられる仕組みが存在するのは事実です。
こうした状況からも、「AI活用は不可避」という講師の意見には大きくうなずかされました。

◇弊社での活用状況

では、弊社では今後、何がAI化できるのか。ChatGPTに尋ねてみたところ、10個の回答が返ってきました。

目を通してみると、すでに実施していること、試したことがあるものも多く、「思った以上に活用していた」という発見がありました。ただし、基幹業務に本格導入しているわけではなく、現状では「調べもの」や「文章の校正」が中心です。

私自身、文章を書く際にChatGPTで予備校正を行うことがありますが、最終的なチェックは必ず自分で行います。
その理由は、AIの提案をそのまま使うと“私らしさ”が失われたり、時に誤解を招く表現になることがあるからです。

◇意思決定プロセスに変化の可能性

AIを取り入れることで、社長としての仕事の進め方にも変化しつつあります。

これまであらたなことに取り組む際には、

  1. ひらめき
  2. 調査
  3. 専門知識を持つ人に相談
  4. 社内で実効性を検討
  5. 報告を受けて判断
  6. 社内へ業務指示

というのが一般的な流れでしたが、

2.調査〜5判断をある程度、私がAIを使いながら一人で行えるので、

  1. ひらめき
  2. 調査〜判断
  3. 社内へ業務指示

と、これは極端な例ではありますが、プロセスを単純化できる可能性を感じています。

実際、ここまでシンプルにはなっておりませんが、少なくとも、ひらめいたら、ある程度一人で進められるようになったのは事実です。

◇弊社での活用事例

現時点での具体的な活用例をご紹介します。

  • 文書の予備校正(メール・記事・資料チェックなど)
  • イラスト生成(企画書デザインなど)
  • 様々なアプリの機能の調査
  • プロジェクトの実現可能性についての相談
  • 法令や規制の予備調査

◇本日のオススメ

ChatGPTやGeminiなど、代表的な生成AIは無料版から利用できます。
まだ試したことがない方は、ぜひ一度触れてみることをおすすめします。

私の感覚では、AIとの付き合い方を「物知りな友人」と考えるのがちょうど良いように思います。
そういった友人であっても間違いや勘違いをすることがあります。だから最終的には自分で調査、判断することで結果として独自性が生まれるからです。

将来的には「AIの心理を見抜く学問」が登場し、完璧なAIが誕生するかもしれませんが、今は“賢い相棒”として活用していくことが大切だと感じています。

若い人には伝わらないと思いますが、生成AIは私にとって、有名な宇宙アニメに登場する、赤いロボットのような存在です。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読みください。

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