執筆:小林明人
新聞折込広告を見直してみる
こんにちは。いつも弊社メールマガジンをご覧いただき、誠にありがとうございます。
さて、今回は、エリアマーケティングのお話です。
弊社は新聞折込広告を多く取り扱っておりますので、まさに専門分野ともいえるテーマです。
◇エリアマーケティングとは
特定の地域を細分化し、その地域ごとの「人口構成・世帯属性・購買行動・交通動線・競合状況」を分析して、その地域に最適な「広告配布・商品配置・販促活動」を行う手法です。
広告を出稿する側の目的は、
- 売れる地域を見つける
- 売れる方法を地域ごとに最適化する
- 無駄なコストを減らす
の3点にに集約されます。

新聞折込広告やポスティングなどのチラシ配布において特に重要なのが、「売れる地域を見つける」という視点です。
例えば、実店舗ならば、来店していただけそうなエリアをセグメントすることがこれに当たります。
◇商圏分析
- 人口・世帯構成
- 住宅・商業環境
- 行動特性・生活動線
- 競合状況
- 過去の販売実績・反響
以上の要素を総合的に判断して、配布エリアを立案しています。
新規出店の場合は、まず仮商圏を設定してそのエリアにチラシを配布します。
その反響データを元に、次回以降のエリア拡大や縮小を検討するのが一般的です。
◇エリアマーケティングは多くの広告に用いられている
チラシ広告に限らず、エリアマーケティングはさまざまな広告運用に用いられています。
たとえばSNS広告やリスティング広告は、地域や属性を細かく絞り込むことができる代表的な手法です。
テレビCMや新聞広告にも、放送エリアや紙面のエリア別版といった仕組みがあり、広めの範囲で地域を絞ることができます。
また、どの地域に広告を届けるかは、広告主様や広告代理店など、出稿側が決めるのが一般的です。
◇皆様は商圏を意識されていますか?
例えばスーパーマーケットをイメージするとわかりやすいのですが、多くのお客様は自宅や職場から通いやすい距離のお店を選びます。
そのため、重要なのはその距離感と、競合店との位置関係です。
また、配達が付随するビジネスにおいては輸送コストも考慮する必要がありますので、どのようなビジネスであっても、基本的には商圏という概念が存在すると言えるでしょう。

◇今の時代の広告戦略
20年ほど前までは、新聞折込広告を出稿するだけで地域のお客様に広く情報が行き渡る、いわば“届きやすい時代”でした。
しかし今は、情報の受け取り方が多様になり、当時とは状況が大きく変わっています。
とはいえ、新聞折込広告は今でも必ず目に触れるという強みがあり、その開封率の高さは変わりません。
そして現在は、一つのメディアだけではお客様に十分届けにくい時代です。
だからこそ、複数の媒体を組み合わせたクロスメディアでのアプローチが大切になっています。
◇本日のオススメ
今回は、新聞折込広告にあらためて焦点を当ててご紹介しました。
商圏を正確に把握するうえで、折込広告の活用は非常に有効です。
どの地域から反応が得られたかを分析することで、次回以降の広告媒体の選択や、出稿エリアの最適化につなげることができます。
また、ポスティングやDMなどのチラシ媒体は、配布されても必ず目を通していただけるとは限りませんが、折込広告は新聞を開くタイミングで自然と目に触れるため、現在でも非常に高い開封率を維持している広告手法です。
さらに、求人分野においては「折込チラシとインターネット媒体を組み合わせた出稿」が高い効果を発揮するケースが多く、非常に相性の良い組み合わせとしておすすめしております。

~あとがき~
これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読みください。

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