vol.8『リユース、リペア』

執筆：小林明人

なおして使うは日本の心

社長の小林明人です。

メールマガジンVol.8をお届け致しますので、お読みいただければ幸いです。

◇修理して使う

私は、物を長く使い続けることに喜びを感じます、いわば趣味のようなものです。

今乗っている車は17年物のマークX、その前のプレマシーは15年程乗りました。趣味のギターも20数年前に中古で買ったものが一番のお気に入り、この世にギターとして生を受けて一体何年になるのか分かりません。私が会社で使っているパソコンも中古を改造したものです。

そうかといって、ブランド物を長く大切にという志向は一切なく、普通の物を長く修理しながら使っています。

だから、わが社のドライバーたちにも、「トラックは100万キロまで大事に乗れ」と言っています。今のところ達成者は残念ながらおりません。

※当社のトラックについては、メルマガの「vol.2トラックのお話」をお読み下さい。

◇リサイクルショップ

2020年の第一回目の緊急事態宣言下、みなさんお家の整理をされたようです。そのおかげでリサイクルショップに良いものがたくさん並んでいます。

会社で使うパソコンや周辺機器もだいぶ購入させていただき、一番のお気に入りは某家電量販店のアウトレット店。これまでにパソコンを6台、モニターを3台購入しました。中古で購入したパソコンはすべて自分でHDDよりSSDに換装。さすがに心配だったのでSSDは新品です。この他に元々あったパソコンで同様のリペアした物が３台。2台は元Windows7機、1台は元XP機。合わせて9台いずれも元気に働いています。

このお店ではありませんが、先日在宅ワーク用にと思いWebカメラを大手リサイクル店のジャンクコーナーで見つけ税込1650円で購入しました。帰宅後パソコンに接続して「大丈夫、しっかり映るな」と安心したのも束の間、「あれ？画像が傾いてる」。ネットで調べても調整方法は見つからず、webカメラ自体を左に30度ほど傾ければとりあえず使えることを確認しましたが、今回の買い物は失敗でした。

ですから皆さんジャンク品にはご注意下さい。

◇ジャンク品の購入には勇気が必要です

修理する自信がある場合、パーツ取りに使う場合、ダメ元であきらめの付く価格の場合を除いてはやめた方がよさそうです。

今度機会があれば掲載しますが、私は趣味でバンドをやっているので、楽器のパーツ取りに何度かジャンクを使いました。上手く行くと「達成感満載」、失敗すると「ただのゴミ」です。

◇断捨離断行

そんな性格なので、自宅には結構いろいろな物を保管してありましたが、思い切って断捨離しました。今回は電化製品のケーブル類と照明器具、どちらも技術の進歩で不要になったものたちです。TVやビデオに使っていたケーブル類はHDMIの普及と4K対応で、照明はLEDの台頭で今や無用のものとなりました。

会社でも十年ほど前に取り替えた100BASEのHUBを後生大事に保管していたのですが、ギガBASEの時代、まったく使い道が見つからずついに処分しました。それでも、Windows XP時代のパソコンは「いずれ使えるかも？」との思いから何台か保管してあります。

◇古いパソコン

「Windows XP時代のパソコンがこの先使えるのか？」、今でも使い道はあります。

実験と趣味を兼ねて、社内に眠っていたXP時代のPCをLinux(xubuntu)機にしてみたところ、スピード充分、インターネットも問題なしでした。「果たして仕事に使えるか？」について研究中です。それでも自宅でネット端末として使うには充分です。

今度はCloudReady(クロームブックのようなもの)をインストールしてみようと画策しています。

◇本日のオススメ

リユースとリペアはなかなか楽しめます。そのコツは「失敗してもいいや！」という思い切り。「失敗してもなおせる自信」が付けばあなたは立派なリペアの達人！

「なおして使う」は日本の心です。

そして、ジャンク品。上手に付き合えば安くて便利です。

但しパソコンは経年劣化で電源すら入らなくなることがありますので、特にご注意下さい。

～あとがき～

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。

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