執筆:小林明人

字が上手な方が羨ましいです

社長の小林明人です。

メールマガジンVol.19をお届け致しますので、お読みいただければ幸いです。

◇私、かなりの悪筆です

困ったもので、子どもの頃からかなりの悪筆、さらに文字を書こうとすると慌ててしまうのか、誤字脱字も多く、よく母や先生に「もっと丁寧に書きなさい!」と叱られていました。「そんなこと言ったって、これが限界なんだ!」と思っていたものです。大人になってから練習もしてみましたが、あまり上達しませんでした。

息子が小学2年生の時、漢字の書き方を聞かれノートの片隅に“お手本”を書いたところ、その部分に先生からの花丸が。担任の先生は息子の字だと確信したのでしょう。

なぜ上手く書けないのか

  • 文字自体が子供っぽい
  • 文字の大きさを統一することができない。 

気を付けてはいますがダメですね。きっと空間認識能力が低いのでしょう。

立場上、直筆を要する場面は多々あり、最近では「これが俺の字だ!文句があるか!」と開き直っております。

◇ワープロ

大学生の時にワープロを覚え「これで手書きしなくても大丈夫」と思ったものの、いつもワープロを携帯しているわけではないので、就職しても手書きはなくなりませんでした。

入社当時、ワープロさえ使える人が少なく、社長以下の先輩方から重宝されていました。

しかしある時、「君、ワープロができるからシステム開発の担当を頼む」と社長から。飛躍しすぎた誤解です。

「いえいえ、私はキーボードをたたけるだけですから」と言ったものの、「同じようなものだろう」と聞き入れてもらえず、結局システム担当に。そして社長になった今でもシステム開発とメンテナンスは私の仕事です。

◇手紙を書くこともあります

20代の頃に、訪問した会社の社長様より直筆の礼状をいただいたことがありました。「一介の平社員になんと丁寧な!」と感動。

しかし決して達筆ではないそのお手紙に、「これでも良いんだ」と妙に安堵し、私も「そういう立場になったら書こう」と心に秘めました。そして今、大切なシーンでは直筆の手紙を書くようにしています。

◇書き方に困った時は

若い時から書きなれていたわけではないので、ルールが分からない時もあります。そんな時にはインターネットの出番です。パソコンを操作しながら手紙を書く、なんとも滑稽ですが、とても助けられています。

例えば、時候のあいさつ。必ずネット検索をしています。

とは言え、手紙の一番の目的は真意を伝えることですので、ルールを無視して我流で書くこともしばしばです。

◇ワープロ打ちの時もあります

丁寧に書く時間を取れない時はワープロを用います。送らないより良いという判断です。

そんな時でもちょっとしたこだわりが。行書体は仰々しい感じがするので、「HG教科書体」を用いています。フォントに凝ることで、手紙らしさが少し演出できる気がします。

◇電報

電報と言えば、昔はすべてカタカナ、一文字いくら。「チチキトクスグカエレ」や「カネオクレ」のようなものを映画で見たことがあります。アナログ時代のノスタルジーですね。

当時の人は、この短文の中から、なにが起こっているのかを想像する力を持っていたのでしょう。日本人の失われつつある能力なのかもしれません。

今では慶弔以外で利用されるケースはほとんどないと思いますが、誠意を伝えるツールとしていまだ健在です。

◇本日のオススメ

EメールやLINE、デジタルでリアルタイムにメッセージを送れる時代になりました。では、どういったシーンで手紙や電報といった紙を用いるべきなのか。

私は「情緒的要素の有無」を基準としています。人と人とのコミュニケーションにおいてこの情緒感はとても大切。デジタルでは伝えきれない部分だと思います。皆様の参考になれば幸いです。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。


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