執筆:小林明人
工夫を楽しむ
今回は、vol.31『住まい探し』の続編です。
今年3月、高校を卒業し京都で一人暮らしを始めた息子。
妻と私と長女、家族総出で住まいづくりを手伝いました。
◇間取り
大学生の一人暮らしですので、もちろんワンルームマンション。
リビングは7畳とまずまずの広さ。バス・トイレ別で、洗濯機置き場もあり、ビジネスホテルにあるような小型の冷蔵庫もあり、エアコン付。ベランダもあり、快適そうなお部屋。
不動産会社さんから鍵を受け取り、さて、家族4人総出で部屋づくりのスタートです。
(写真はイメージです。)
◇家族で役割分担
娘は賃貸の入居時にやっておいた方が良いことをネットで調べたらしく、汚れそうなところにマスキングテープを貼ったり、排水管の隙間を紙粘土で埋めたりと細かなことを。
家内は、やはり食べることが気になるらしく、調理道具や食器の配置などキッチン周りを中心に整理整頓。
私はというと、家具の組み立て、そしてインターネットの接続などをしつつ、様々な手続きも同時進行。
当の息子本人は、父・母・姉から、「これどうする? あれどうする?」と質問攻め。
バタバタとあっという間の三日間でした。
そんな中で、私たちなりに工夫したことをご紹介します。
◇使わない洗濯機置き場
『住まい探し』の号でお伝えした通り、洗濯機は置かないことにしましたので、排水ホースを接続可能な洗濯パンは不要。凸凹していてそのままでは使い勝手が悪いため、諸々置けるようにDIY。
自宅なら取り外してしまうところですが、賃貸ですので、原状回復できることが大前提。
洗濯パンの上に板を設置して平らに。
その上に木目調のシートをかぶせ、見た目も質感も床材に近づけることができました。
~作業手順ご紹介~
- 材料選び
ホーム・センターには様々な板が用意されていて、強度を考えればコンパネを使いたいところ。しかし、結構な重量があり運ぶのが大変、また表面の仕上がりが粗く、触れたものが傷つく可能性もあります。
そこで使用したのが桐集成材。桐集成材の良いところは、強度はコンパネほどありませんが、とにかく軽いことです。4年後の退去時の処分も楽にできるでしょう。 - サイズ合わせ
洗濯機置き場は63.6cm×63.6cm。同じ大きさの板は無いため、厚み1.5cm幅90cm奥行30cmを2枚、奥行3cmを1枚購入。
そして、わずかな作業料をお支払いして、90cm辺を63.6cmにカットしていただきました。
板を並べると63.6×63.0のほぼ正方形。 - その上に、自分でハサミでカットしたシートを重ねて、平らな収納スペースが出現しました。
◇冷蔵庫
そして、次に冷蔵庫。備え付けの小さな冷蔵庫は使わず、別の物を購入しました。
こちらも、退去時のことを考え、下が汚れたり傷ついたりしないように、シートを敷きました。
さらにゴムパッキンを間にはさみ、振動防止。
また、備え付けの小型冷蔵庫は、家内のアイデアで、電源を繋がず物入れとして利用することにしました。
◇そして、完成
家族4人で工夫を凝らしてできあがったのが、このような感じです。
【本日のオススメ】
わずか4年間ですので、新たに購入した家財道具や材料は、退去する時のことを考えて、解体しやすく、捨てやすいものを選びました。
皆様のご自宅でも、試しにレイアウト変更をされる際には、だめだった時に捨てやすいものを選ぶことをオススメします。
我が息子、4年間で卒業する想定で送り出しましたが、夏休みの帰省時に恐ろしい発言。
「勉強が難しくて、4年で卒業できないかも。」
そうならないことを願うばかりです。
~あとがき~
これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。
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