執筆:小林明人

やり方次第で可能です

前号の「添付ファイルの気遣い(PDFテクニック)」では、“PDFは改変しづらいファイル形式”と解説させていただきました。

それでも「どうにかPDFファイルの中身を書き換えられないか」と思うことがあります。それも有料機能を使わずに。



さて、今回は無料でPDFを書き換える私なりのテクニックをご紹介します。なお、ご紹介するツールは、弊社が品質を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

◇手順

まず、“PDFを書き換える方法”と申しましたが、PDFファイルを直接書き換えるわけではありません。

正確には、

PDFファイル→操作可能なファイル形式に変換→書き換え→PDF化

という手順になります。

操作可能なファイル形式とは、Word、Excel、PowerPointなど使い慣れたものが選択できます。今回は、Wordに変換する手順でご説明します。

◇オンラインツール

I Love PDFというオンラインツールを使用します。

サイトにアクセスすると、このようにたくさんのPDFに関するツールが用意されています。

今回は、「PDFからWord」を使用します。

◇あとは簡単

Wordファイルになってしまえば、あとは簡単。変更したい部分を直して、PDF化するだけです。

◇使用上の注意

オンラインツールであるがゆえにどうしても避けられないのが、セキュリティの懸念です。どうしても、サービス側のサーバーに一旦データをアップロードしますので、完全にリスクがないとは言い切れません。

ただし、運営会社のサイトでは以下のように説明されています。

◇本日のオススメ

PDFの開発元Adobeは、「PDFがオープンスタンダードとなり普及した一方で、国際規格に準拠していなかったり、権限設定に不備があるPDFが数多く作られ、セキュリティリスクの増加といったトラブルが発生しているのも事実です。」と発表しています。

そうは言っても、PDFはデバイスさえあれば誰でも同じ形で閲覧できる’紙に代わる形態’として最も利用されているファイル形式であることは疑う余地がありません。

vol.54 『添付ファイルの気遣い」と今回の2回にわたりご紹介した無料ツールを使って、PDFを有効活用されてみてはいかがでしょうか。

しかしこれらはあくまでも書類作成と閲覧機能に限ったものです。

さらに高度な部分、信頼性や信憑性、長期閲覧を要する情報はAdobeが推奨する方法で行うことをオススメします。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。


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