執筆:小林明人
昭和に流行した楽器
◇我が家にマンドリン
子どものころから、我が家にはマンドリンがありました。それは父のもので、それほど上手いわけではありませんでしたが、たまに弾いている姿がありました。
そんな父から手ほどきを受けた私、今でも弾くことができます。しかし父同様、決して上手い訳ではありません。
私自身は、vol.9『バンドのこと』でご紹介させていただいたようにギターを愛好しておりますが、初めて触った楽器はマンドリンでした。
◇どんな楽器?
らっきょうを縦半分に割ったような形で、弦は同じ音が2本ずつ4種類配置されています。
そして「トレモロ奏法」という一つの音を細かく何度も弾く(はじく)奏法で、音の伸びを表現するのが特徴です。
オーケストラのバイオリンやチェロなどの弦楽器をマンドリンの仲間たちに置き換えたマンドリンオーケストラは、昭和に流行、多くの大学でクラブが結成され、今でも根強い人気があるようです。
◇明大マンクラ
このマンドリンオーケストラ、国内で最も有名なのは、明治大学マンドリンクラブ、“明大マンクラ”の愛称で親しまれています。
昭和の大作曲家、古賀政男がその発足メンバーの一人だったということもあって有名になり、全国各地でコンサートが開催されています。
音楽のクラブですから、上品で洗練された集団と思われるかもしれません。しかしこの明大マンクラ、文科系クラブでありながら、ほぼ体育会、いやそれ以上の厳しさだったようです。今は女性部員もいるので昔ほどではないと思いますが、学内では応援団と良い勝負と言われるほど規律の厳しいクラブでした。
私も明大生でしたので、何度か石畳に正座をさせられ、上級生に叱られている1年生部員の姿を目撃したことがあります。
そのような雰囲気が、演奏にも反映されているようで、あくまでも個人的見解ですが、“非常に硬派な演奏”という印象を持っています。
楽曲はクラシック、ポピュラーミュージック、歌謡曲、ラテンナンバーと多岐にわたり、何回聴いても楽しませてもらっています。
◇何度もコンサートに足を運びました
私自身、父のマンドリン好きの影響もあって、幼少期から何十回も明大マンクラのコンサートを聴いてまいりました。しかし、恐ろしくて入部する気にはまったくなりませんでした。
余談ながら、私は大学生時代、土浦での明大マンクラ演奏会を運営する立場で関わっておりました。チケット販売やパンフレットの広告営業。そのなかで広告の面白さを知り、今の職にあります。
◇本日のオススメ
明治大学マンドリンクラブの演奏会が、今年は9/28(土)に土浦で開催されます。
なんと今回で第61回、土浦の秋の風物詩といっても過言ではないコンサートです。
ご興味のある方は、是非どうぞ!
第61回 明治大学マンドリンクラブ土浦定期演奏会
日時:2024/9/28(土) PM6:00
場所:クラフトシビックホール土浦(土浦市民会館大ホール)
入場券:3000円
~あとがき~
これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。
- チラシを作ったが、お店でお客様に配るほか、どうして良いかわからない
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