執筆:小林明人

タクシーアプリが大活躍

vol.31『住まい探し』の続編となりますが、いよいよ息子が京都に行く日、家族4人で観光も兼ねて上洛しました。

人気観光スポットとして必ず上位に名を連ねる京都。

ゴールデンウィークに訪れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は京都の交通事情と大活躍したタクシーアプリについてお話しします。

◇京都まで

費用を考えると4人そろってマイカーで移動するのが良策ですが、片道546km。7時間以上運転する気力は無く、現地までは新幹線を利用。

京都と言えば世界でも名高い観光地ですから、公共交通機関が整っているだろうと、現地での移動は電車とバスを想定して出発しました。

◇ところが

公共交通機関は目的地まで乗り継ぎが必要なことが多く、思いのほか不便。

レンタカーも検討しましたが、京都市内は一方通行が多く、また京都流の交通マナーや暗黙のご当地ルール的なものもありそう。

4人で乗るのだし、と、タクシーを使用することにしました。

◇つかまらないタクシー

しかし、道端でタクシーを待つものの、全くつかまらない。

ふと頭に浮かんだタクシーアプリのコマーシャル。脳内で囁かれるキャッチフレーズに背中を押され、よし!と、アプリをインストールしてみました。

◇アプリ、よろしおすな~

使い方は至って簡単。

自分の現在地はGPSで自動的に把握してくれますので、行き先の名称などを指定するだけです。

ほんの数秒で“配車が完了しました”というメッセージが表示され、その後も大変スムーズ。

あとどれくらいで到着するか、配車したタクシーがどのあたりにいるか、ほぼリアルタイムで確認できました。

◇4人で近距離なら断然

アプリを入れてからは、移動手段はほぼタクシー。

なんとも贅沢な感じもしますが、京都市バスの運賃は大人230円、4人だと920円。一方でタクシーの初乗りは460円、迎車料金無料の会社が多く、距離が短いほどタクシーがお得です。

4泊5日で、20回近くタクシーを利用したと思います。

そして、タクシードライバーさんたちは皆さんとても親切でした。

◇行き先の伝え方in京都

ドライバーさんたちに教えていただいたことを一つ。

「京都市内では『上ル』『下ル』『西入ル』『東入ル』という言葉と、『通り』の名称で行き先を表現すると伝わりやすいですよ。」とのことでした。

『上ル(あがる)』は北上、『下ル(さがる)』は南下、『西入ル(にしいる)』は西へ、『東入ル(ひがしいる)』は東へ向かうことです。

分かってしまえば簡単。

例えば、「千本通と丸太町通の交差点をさがってください」と言うと、千本通と丸太町通の交差点を南に向かってくれます。「〇〇町の×丁目」という表現ではドライバーさんはよく分からないそうです。

京都でタクシーを利用する際は、東西南北を意識すると良いでしょう。

◇地元、牛久では

そして、息子と別れて茨城へ到着。タクシーで帰ろうとアプリを開くと、“近くに車両がありません、場所を変えて再度お試しください”との表示。しばらく待ってバスで帰りました。

牛久だから使えないのか、他の理由か。

後日再度トライすると、配車OKの様子!牛久でも使えることがわかりました。しかし、その後また試すと使えない様子。その時の配車状況によるのでしょう。

◇本日のオススメ

タクシーアプリ、都会では大変便利です。アプリそのものは無料ですので、試してみてはいかがでしょうか。

そして調べたところ、このアプリはGPSとAIを組み合わせているようです。登録されたタクシーのGPS情報をAIが判断し、配車するといった仕組みのようです。

これからの時代、AIをいかにして使うかは非常に重要なテーマになると思います。

皆様はどのようにお考えでしょうか。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。

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