執筆:小林明人

自動車の話ではありません

社長の小林明人です。

メールマガジンVol.13をお届け致しますので、お読みいただければ幸いです。

「ハイブリッド」の意味

1997年にプリウスが登場したことによって一般的な言葉として用いられるようになりましたが、そもそもどういう意味なのか検索してみました。

  1. 動植物の雑種
  2. 異質なものの混成物
  3. 電気信号を、相互の干渉なく、


    結合または分離する装置

様々なシーンでこの言葉が使われるようになった現在、ビジネスでは「商品やサービスを組み合わせたより良いモノ」という意味合いで用いられていることが多いと思います。

◇広告業界では

広告業界におけるハイブリッド化は、この言葉が広まる以前より存在しました。

「メディアミックス」や「クロスメディア」と呼ばれる複数の広告媒体を活用するものがそれで、広告のハイブリッドと言えます。

例えば、TVCMで「詳しくは明日の折込チラシで!」という、テレビとチラシのハイブリッド。また、折込チラシにQRコードが記載されているもの、これもチラシとWEBのハイブリッドでしょう。

◇身近なところでは

現代社会において一番触れる機会が多いものは、今やスマホではないでしょうか? よく考えるとこれも誕生した経緯はハイブリッド。まずは携帯電話とデジカメが融合して、さらにインターネット機能が融合したものです。

コロナ禍で仕事の仕方も、出社と在宅ワークを組み合わせたハイブリッド方式が普及しました。

そう考えると、世の中は常にハイブリッド化を続け人々に受け入れられ、私たちの生活はより快適に、進化しているわけですね。

◇余談ですが

実は私、少年柔道を指導しております。もちろんボランティア。年に数回、総体や新人大会など中学校の大会をお手伝いすることがあります。そのことはいずれまた詳しくメルマガでお伝えできればと考えておりますが、柔道部員にもハイブリッドな子、柔道以外に、レスリング、相撲、柔術、空手や少林寺拳法などの格闘技や、サッカー、硬式野球など他のスポーツに力を入れている子が多く見受けられます。重きを置いているのはむしろ他のスポーツの方で、「その部活が無かったので柔道部に入った」とのこと。

しかしそのような子達は柔道も結構強い!

根本的な戦い方と勝負に臨む考え方が違うので柔道メインの子が翻弄されることもよくあります。レスラーは概ねパワー勝負、ねじ伏せて抑え込むタイプや、なかにはバックドロップを繰り出す選手もいます。お相撲さんは体格で勝負、抱きついて自身の体重を預ける「浴びせ倒し」や、相手を力一杯押し倒す「突き倒し」のような技を使います。

柔術の子は競技の起源が同じなので基本的な技は似てはいますが、目指す方向性が「試合に勝つ」ではなく「息の根を止める」といった殺気を感じます。

そしてサッカーの子はとにかくスタミナがあり息切れしない、持久戦スタイル。

彼ら彼女らは、他競技のノウハウを柔道で使い、逆に柔道で学んだことをもう一つの競技に活かす、まさにハイブリッドな選手達です。

そして驚くことに、本業としている競技でほとんどが全国レベル。世界大会で表彰台にのぼる選手もいます。

そうそう、先ほどのサッカー選手(因みに女子です)、この春からプロ契約を結んだそうです。私が教えた柔道が、少しでも役に立っていると良いのですが。

◇本日のオススメ

企業において、よほど強い製品やサービスを持っていない限り、単一商品で商売を継続していくことは難しい時代。そうなると事業のハイブリッド化は避けて通れない道と考えておりますが、やみくもに新しい商売を始めるのはリスクを伴います。そうなるとこれまでのノウハウを活かしたビジネスの開発が理想的でしょう。しかし簡単ではありません。

時代を生き抜くために「同業他社、ひいては異業種の“技”を取り入れたハイブリッド化も検討に値する」と私自身、自分に言い聞かせている今日この頃です。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。


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