執筆:小林明人

今年も暑くなりそうです

社長の小林明人です。

メールマガジンVol.14をお届け致しますので、お読みいただければ幸いです。

◇最初は半信半疑

5月現在すでにクールビズをスタートされている企業様もあると思いますが、クールビズウェアの準備はお済みですか?

クールビズが登場したのは2005年、小泉政権下で「夏場の軽装による冷房節約」を目的として環境省主導で進められた、「ノーネクタイ・ノージャケットキャンペーン」です。

これがはじまった当初は、“本当に良いの? 先様に失礼にならない?”と営業職なら誰しもが思っていたでしょう。

そのうちに、お客様がノーネクタイならこちらもOKという風潮になり、「当社ではクールビズを実施しています。」というポスターが掲示されたりして、現在は完全に定着しました。

◇本当にありがたかった

2005年当時、私は30歳代中盤。新しいビジネススタイルに共感しつつも諸先輩方からの教えもしっかり刷り込まれている世代。”営業職は身だしなみが大切”と、なかなかクールビズに移行できませんでした。

汗かきな私、真夏はジャケットが毎日汗で濡れ、グレーなどのスーツを着た時はそれがとても目立ちました。そのような格好でお客様にお会いするのはどうかと着替えを持って外回りしておりましたから、クールビズがスタンダードになった時は“環境省に感謝、感謝”の心境。

今でも替えの下着は持ち歩いていますがだいぶ荷物は小さくなり、着替えに要する時間も短くなりました。

◇省エネスーツ

私と同年代以上の方はご存じと思いますが、かつて”省エネスーツ”という元祖クールビズが提唱された時代がありました。その起源は1979年の第2次石油ショック。

こちらがその省エネスーツ。

後に首相となる羽田孜氏が愛用し続けていたことをご記憶の方も少なくないと思います。

しかし当時は、正直なところ“あまり格好良くない”という反応。“まわりに着ている人がいない”ということもあり、これはあまり普及しませんでした。

◇クールビズスタイル

2005年からのクールビズがなぜ普及したのか。それは「ジャケットを脱いで、ネクタイを外す」という至ってシンプルなものであったことが、最大の理由だと思われます。

省エネスーツに比べて手軽で、何も買わなくてもできる、これは画期的でした。

しかし、“なんかバランスが悪い、格好良くない”と思った方も多かったのでしょう、そんな不満を解消するために、クールビズ用のおしゃれなYシャツ、さらに通気性の良いいわゆるポロシャツ素材のものが登場し、今やスタンダードになりました。

もしもこのYシャツを2005年以前に着ていたら“遊びに来たのか!”と上司やお客様に叱られそうです。逆に先の省エネスーツ、今の時代ならファッションとして受け入れられそうな気もします。

◇更に進化を続けて

2011年の原発事故による電力不足もあり、2012年には「スーパークールビズ」が打ち出され、どんどん進化を続けています。

ビジネスシーンでも、そのうちに半ズボンが提唱されるようになるのでは? と感じています。

◇下着選びも大事

皆様共感していただけると思いますが、下着選びは重要なポイントですよね。

夏用の涼しい下着も年々進歩しています。“去年より涼しい下着”を求めて、毎年飛ぶように新商品が売れています。かく言う私も”涼しい下着”ヘビーユーザーの一人。恩恵にあずかっています。

◇本日のオススメ

私が実践しているクールビズがもう一つ。それは帽子です。

帽子は熱中症対策として提唱されているアイテムのひとつではありますが、ビジネスウェアとしては、ほとんど定着していません。やはり“カッコウ悪い”という先入観からでしょうか。

私が帽子をかぶるようになったのは、あるお取引先の社長様が夏になると“カンカン帽”を愛用されていることに影響を受けたためです。

150年続く老舗のご当主で、大正ノスタルジー風のそのスタイルがとてもよくお似合いになります。

ちなみに私はハンチング帽を愛用しています。たたんでカバンに入る、毎日でも洗濯機で洗える優れモノです。

ビジネスウェアの一部としてマッチしているとは言い難いのですが、何はともあれ暑さ対策が最優先です。

皆様もクールビズに帽子を是非ご検討下さい。そしていつの日にか、ビジネスファッションとして定着することを楽しみにしております。

~あとがき~

これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。


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