執筆:小林明人
その時、私は
社長の小林明人です。
メールマガジンVol.3をお届け致しますので、お読みいただければ幸いです。
◇久々の飲み会、その翌朝
コロナ感染状況が急激に落ち着いた10月の下旬、近くの会社の社長さんたち5人での飲み会。コロナ禍の社会風潮で一年以上こう言ったことがはばかられたご時世。ほぼ一年ぶり、今がチャンス!とばかりに、一軒目は寿司屋にてコロナ禍のよもやま話で盛り上がり、二次会はカラオケパブで楽しいひと時。深夜一時過ぎタクシーで帰宅、手洗い、うがい、歯磨きをして即就寝しました。
そして翌朝、午前9時、重い頭で起床。昨夜のレシートなどの整理を開始。
「。。。あれ?お財布がない!」
一気に目が覚め、これが、三日間にわたるドタバタ劇の始まりとなりました。
◇大捜索開始!
いつもの置き場所を「見落としているのだろう」と、何度も何度もくまなく探す。玄関から寝室までの通り道、最終的には家じゅうを、家族総出で。それでも見つからず、タクシーを降りてからの道を私が二度、娘も二度、行ったり来たり。しまいには、側溝の中まで覗き込み。
昨夜のタクシー会社に聞いても「ありません」との回答、タクシーの中だと思い込んでいたので、もう一度探してもらっても、やはり「ございません」。そして、もしやと思いカラオケパブにも確認しましたが、見つかりませんでした。
◇スマホですべての届出が完了
仕方なく、クレジットカード2枚・銀行キャッシュカード2枚を停止。運転免許証も入っていたので警察に遺失届を提出することにしました。
クレジットカードのS社はWebで、N社は電話。銀行キャッシュカードの手続きは、S銀行Web、J銀行は電話。
そして一番の驚きは警察への遺失届出、なんとこれがWebでできました。クレジットや銀行はWebで可能だと思っていましたが、まさか警察への届出がWEBでできるとは!つくづくIT社会を実感しました。
これは画期的!と、WEBでの遺失届出に感心しましたが、なかなか状況が「処理待ち」から変わりません。なんと三日目になってもそのままです。そのうち何らかの連絡があるのだろうと待つことにしました。
◇身分証明をどうしよう
運転免許証はお財布の中、どうやら健康保険証も入っていたらしい。マイナンバーカードも作っておらず身分証明ができない、という重大な事実に気付きました。ネットで調べたところ、市役所などからの公的郵便物で代用できるようでしたが、それで本当に大丈夫なのか?と大変な不安。
しかしまずは運転免許証を再発行してもらうことに集中。最寄りの警察署では再発行まで2週間程度、約50km離れた水戸の運転免許証センターならば即日とのことで、水戸行きを決意。その前に最寄りの警察署で必要書類等に不備がないか確認してもらうことにしました。
◇地元の警察署へ
運転免許証がありませんので、もし運転すれば免許証不携帯。運送会社の社長がそんな違反をするわけにはいきませんので、家内に運転手になってもらい地元の警察署へ行きました。免許証の窓口は更新の人々で大混雑。来たついでに遺失届の進捗確認をしようと遺失物窓口へ。
(私)ネットで届けを出したのですが、進捗状況を確認できますか?
(窓口)確認しますので、お名前を教えて下さい。
ーそれから10分ほど。
(窓口)あなたのお財布、届けられているようです。
(私と家内)え!
ーそれから数分。
ー目の前に私のお財布が!
(窓口)中身をご確認下さい。
(窓口)あー、、、、、
と、窓口の方はそれ以上言いませんでしたが、「よくあるんですよね」と言いたいんだと察して、「良いです、お金はどうでも。」と伝え、その後の手続きをして、無事、私のお財布が返ってまいりました。
◇親切な人に心より感謝
交番にお届けいただいた方に心から感謝、その日の夜にお礼の電話。
「日本もまだまだ捨てたもんじゃない!」
後日、菓子折りを持参してあらためてお礼にうかがいました。にこやかな方で、いろいろ話しているうちに友達の友達であることがわかりました。
◇ホッとした後
お金が減っていたということは、交番に届け出てくれた親切な方の前に、誰かがこのお財布を手にしたということ、これはリスクが高いです。
まず、クレジットカード。カード番号とセキュリティーコードがあれば不正利用の危険があります。新しい番号で再発行。
銀行キャッシュカードは暗証番号が分からなければ心配ありません。停止を解除。S銀行はWebで完結したものの、銀行は窓口手続きが必要。
これらでほぼ一日を費やしました。
◇反省。そして、言い訳
お財布はここ、ケータイはここ、カバンはここと、帰宅後に同じゾーンに置くことを中学生頃からの習慣にしています。外出時も同じで、カバンとポケットのどこに何を入れるかを決めています。また、外出先でも次の行動に移る際にそれらの配置チェック。なので自分が物をなくすなんて、ありえないと過信していました。飲み過ぎたと思う一方で、「うっかり」をする年齢なのだと気付かされた次第です。「今まで大丈夫だった」は危険です。
時代の変化により貴重品の携行が当たり前になったことも原因の一つです。とくにケータイはそれ自体が高価なので、財布への注意力が分散したこともありえます。
◇本日のオススメ①
コロナが落ち着いて、すぐに元通りとはいかないまでも、これから忘年会・新年会シーズン到来、楽しい酒席は増えるでしょう。かつては、年末ともなれば毎晩という方でも、1年以上のブランクがあります。今まで大丈夫だった方も、うっかりにはどうぞお気をつけ下さい。
お財布になんでも入っていると何かと便利ですが、失くしても、運良く見つかっても、とても大変。お財布に色々入れている方は、中身の分別をして、できれば現金だけにされると良いと思います。
◇本日のオススメ②
大切な物を無くしたら、まずはWebで遺失届出。
その後、警察署に出向いて進捗状況を確認することをおすすめします。
遺失届出サイトで「処理待ち」が続いたのは、申請が多く処理が追いつかないからでしょう。つまりシステムに登録されても誰も見ていない状況です。しかし、直接出向いて調べてもらうと今回のように運良く見つかる場合もあります。
この手の公共システム、現段階ではAIで判断するレベルには至っていない様子、ある程度のアナログ対応は必要なようです。
◇おまけ
警察署に出向いての感想です。
刑事ドラマで見る印象と違い、若いお巡りさんがたくさんいることに大変感動しました。
~あとがき~
これからも、皆様のお役に立ちそうな気になることを掲載してまいりますので、どうぞお読み下さい。
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